その後、昨年放送されたNHKのドラマ「路」にも中野赳夫(呂耀宗)役で出演した楊烈さんも応援に駆けつけ、歌も披露して盛り上げました。
その後、登場したのはピアニストの王俊傑さん。視覚障害がある一方で作詞、作曲なども手がけている方です。
ここではオリジナルの決起集会のテーマソングが、主役の吳思瑤立法委員によって披露されました。歌詞のサビの部分に「有需要(ヨウシューヤオ)」という部分があるのですが、ここを発音が似ている自身の名前「吳思瑤(ウー・スーヤオ)」に置き換えて歌っていました。会場に入る前に聞こえた歌がこれだと分かり、納得。
ものすごく気持ちよく歌っていた姿が印象的でした。
そして、候補者として吳思瑤立法委員が登壇し、スピーチを行いました。ここで、2016年の初出馬の時のことを思い出し、涙を必死にこらえるシーンもありましたが、しっかり自分の意思と政治理念を語りました。
そして強調していたのが、自身の名前のこと。國民黨の比例区名簿第4位の吳斯懷(ウースーファイ)氏と途中まで名前が似ているため、「間違えないでほしい」と訴えかけると同時に、「本当に迷惑だ」と怒り気味に話していました。
この吳斯懷氏、どのような人物で、なぜ吳思瑤立法委員が「迷惑」とまで話すくらい嫌われているのか。それは、選挙活動を追いかけていて分かったので、今後紹介していきます。
演説のシメもシュプレヒコール。スモークが出て、小旗も振られました。
シュプレヒコールは、以下のものが出てきます。
「蔡英文,凍蒜(ドンスワンは『当選』の意味。『蔡英文、当選!』)!」
「吳思瑤,凍蒜(「吳思瑤、当選!」)!」
「蔡英文,蔡英文,蔡英文!」、「凍蒜,凍蒜,凍蒜!」
この後、応援演説のゲストが2名ほど来るのですが、その様子は次回にて