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2021年9月23日付で、台湾の網路自媒體從業人員職業工會(Network Self-Media Practitioners Union)という組合に入会しました。網路自媒體從業人員職業工會は、インターネットで自分のメディアを立ち上げ、活動しているフリーランサーの組合です。2021年10月25日時点で1,500人以上の会員数です(2021年12月21日に開催されたオンラインによる年次会議の資料では1241人でした)。

以下、網路自媒體從業人員職業工會についてご説明いたします。

網路自媒體從業人員職業工會とは

網路自媒體從業人員職業工會は、2018年12月より「台北市網路自媒體從業人員職業工會」として設立。翌2019年5月に「新北市網路自媒體從業人員職業工會」も設立され、その後活動の範囲を広げています。

活動主旨は

  • 会員同士で力を合わせ、ビジネスモデルを確立する
  • 異業種との提携を促進させ、新規事業開拓、会員の収益獲得につなげる
  • インターネットメディアに関するノウハウの教育を進め、独立して活動する従事者の安定した収益確保につなげる
  • 会員たちの福利厚生の充実と職務に関する知識の共有化を図る

の以上4点。

主にブロガーYouTubereスポーツ実況者ら入会対象としています。

参考

入会することにより、労働保険料健康保険料の支払いを請け負ってもらえるだけでなく、福利厚生も無料の法律・税務相談撮影用のスタジオと機材の貸し出し会員の交流会など受けられます。

入会のきっかけ

私が入会するきっかけは、2021年5月中旬から台湾で起きた新型コロナウイルスの感染拡大でした。感染拡大が収まりつつあった6月下旬に政府の収入補助に関する案内が出ましたが、申請の際、「2021年4月30日前に労働保険料を支払っている者」という条件がネックになり、希望どおりの補助を受けることができませんでした。

それを機に労働保険の重要性を知り、労働保険に関することを調べ、その過程で知ったのが網路自媒體從業人員職業工會でした。ホームページにある連絡先に問い合わせ、担当の方と入会に関する資格を入念に確認し、2021年9月23日に窓口へ行き、入会手続きをしました。

その際、入会金毎月の会費健康保険料労働保険料3ヶ月分(手続きで半年分1年分をまとめて納付するのも可)を納付し、組合側の行政手続き完了を待って、晴れて「入会」とあいなりました。

外国人の場合、申請時に

  • 永久居留證→5年滞在後に申請可能。ただし、申請資格は変更が多いので移民署で要確認
  • 工作許可證→永久居留證発行と同時に勞動部勞動力發展署で申請するもの。これがないと就労制限が発生し、思い通りの職務に就けないことも
  • 健保卡→健康保険証。過去に所属していた会社が健康保険料を支払っていた場合は、健康保險署で変更手続きが必要

の3つが必要です。

私の場合、2ヶ月に1回(人によっては毎月もあります)の健康保険料の振込票が届く時期になると外出のたびに確認し、届いたら振込票を手にとり郵便局や銀行へ出向き、時には10分以上待って、窓口で支払っていました。また、健康保険料をコンビニで支払うと手数料(私の記憶では3~4元)を払わないといけないのですが、そうしたことを省けるだけでもありがたい限りでした。

その後の保険料などの支払いについて

9月の入会時に、入会金、毎月の組合費、健康保険料、労働保険料(その中には日割計算した9月分の保険料も込み)の3ヶ月分をまとめて指定の口座に入金しました。ところが指定された口座は私専用の入金口座となっていて、銀行の窓口では入金できず、ATMで現金を触ることなく、操作板上で全部行い、しばらくしてから自宅に受領証が届きました。

12月に翌年の1~3月分の組合費、健康保険料、労働保険料の支払いがありましたが、この時の支払い通知はメッセージアプリで、携帯番号宛に来ました。

こちらはコンビニで支払う際のバーコードが印刷されたファイルが届くので、コンビニ支払いが時間がかからず便利なのですが、10元の手数料がかかります。

この手数料を節約しようと、指定された銀行の口座で支払いを行おうとしましたが、窓口で扱える口座ではないことから、銀行から組合に連絡が行き、振り込み用紙をファックスで送信してもらってから、入金ができました。しかし、窓口での確認作業とファックスでの振り込み用紙の送信までで、10分以上かかったので、銀行の窓口で入金を考えている人は、組合に連絡を取り、振り込み用紙を自宅に送ってもらうよう手配することをおすすめします。後で分かったことですが、2回目以降の支払いは、組合の受付でも可能です。

  • 時間を節約して手数料を払うか
  • 手数料を節約して振り込み用紙を持参して指定の銀行に行って入金するか
  • 組合の受付に行って直接支払うか

この辺りは、各自の判断に委ねられます。

その後、PDFファイルで受領証が送られてきましたが、紙のものが必要な場合は組合に連絡して送付してもらう必要があります。

なお、入金期限がありますので、きちんと遵守しましょう。
期限に遅れそうな場合は、組合に相談しましょう。

滞納している場合、追徴金の発生、退会などの厳しい処分が科されることが予想されますので、くれぐれもお気をつけください。

団体保険

網路自媒體從業人員職業工會には、組合が独自で加入している「團體保險」があります。毎月支払っている労働保険では賄いきれない範囲が広い組合員の活動を支えるために設けられています。

團體保險は、支払い月の20日以前に申し込んだ場合、翌月の1日から有効で、有効期限はその年の12月31日までです。つまり、6月20日前に申し込んだ場合、7月1日から12月31日まで有効となります。
支払いは毎月100元で、有効の月から起算して12月までの分をまとめて支払います。6月20日前に申し込んだ場合、7〜12月の600元を支払います。前年の12月20日以前の場合は翌年1年分の1,200元をまとめて支払います。

團體保險に加入すると、治療、障害、疾病、救援者費用の一定金額が保障されます。ただし、毎月払っている各保険料、組合費と違い、組合員が任意で加入するもので、強制はされません。加入の際は、納得いくまで説明を受け、内容をしっかり理解してからのほうがよいでしょう。

会員として

網路自媒體從業人員職業工會は、私以外にも日本人の方が入会しています。
ご興味のお持ちの方は、このページに貼り付けたリンクか当ブログのlinkからホームページに移動し情報を確認していただければ幸いです。

今後は網路自媒體從業人員職業工會の会員としても活動していきますので、よろしくお願いします。



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