必要以上に甘くなく、ネバネバしないジャム。これが最初の感想です。
スーパーで販売されているジャムは、甘くネバネバした印象があり、それを想像していたのですが、ふたを開けた瞬間裏切られました。
ふたを開けて広がるぶどうの甘酸っぱい香り。
スプーンですくっても、ねばつかないサラサラ感。
近所のパン屋で買ってきた全麦パンのトーストに塗ってみましたが、ジャムがすぐパンになじみ、塗りやすいので、無駄にジャムを消費しなくていいのがうれしい限り。食べてみても、ぶどうの酸味と甘みがしっかり出ているだけでなく、くどくないのでいくら食べても飽きがこず、食が進むのが悩ましいところでしょうか。
コンビニで買ったヨーグルトにも合わせてみましたが、味は前記の通りで、ヨーグルトの白にぶどうの色が宝石のようにきれいに映えるのも魅力だと感じました。
ジャムを作っているあいざわ農園のホームページとfacebookの内容をチェックしてみたところ、ぶどうは無農薬、無化学肥料で栽培し、害虫であるカイガラムシも人の手でぶどう樹の粗皮をむいて駆除しているそうです。
これだけ丹精込めて育てたぶどうなら、ジャムにしてもすっきりした甘さと酸味を生み、爽快感を残してくれるのだな、と思いました。
このジャムなら、同じ十勝の生乳から作ったヨーグルト、チーズ、アイスクリームと合わせて食べたら…
この辺りは、今度十勝を訪れた時の楽しみにしようかな。