メディア注目のあの人…
前回の「のぼりに囲まれて入場」した方は…
副総統候補の賴清德氏でした。
台南市長としての実績は申し分なく、ビジネス雑誌の施政満足度調査でいつも上位5傑に入っている方で、一時行政院院長も務めていました。この時の総統選挙の候補者にも名乗りをあげていましたが、党内選考で敗れ、副総統候補になり、この決起集会では副総統候補としてだけでなく、吳思瑤立法委員の応援として駆けつけ、演説を行いました。
賴氏の特徴として、「台語」と呼ばれる母語を使った演説の比率が高いことです。陳水扁元総統も「台語」の使用比率が高かった方ですが、今の若い世代は聞き取れない人も多く、「何言ってるか分からない」状態に陥りやすい傾向もあります。
この日の聴衆は年齢が高い方が客席を占めていたので、かなり有効でしたが、若い世代相手には変えていかないと厳しいかな…とも思いました。
応援演説終了後は、シュプレヒコールで気勢を上げていきました。
そして…
大型の風船を客席に転がし、さらに雰囲気を作っていきました。
この辺りは、以前紹介した文化活動からヒントを得たのかもしれません。
全部終わってから、再度シュプレヒコールを行い、賴清德氏の応援演説を締めました。
賴清德氏は、その後メディアの取材対応を行い、会場を後にしました。