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台湾美食展
3年ぶりのイベントですが、規模は縮小され、世界貿易中心1号館の1階の半分だけ使用して開催されました。感覚が空いたこともあり、主催者の台湾観光協会も「原点回帰」を意識して、台湾各地の名産、特産を前面に出した格好になりました。
日本美食館も大きく展開し、各地の名産品をPRしましたが、最大の目的は2011年の東京電力福島第一原発の事故の後に採られた茨城を含む5県の食品の禁輸措置が2月に大幅に緩和されたことを受けての当地の食品PR。特に茨城の気合の入り方が半端なく、この後でびっくりするようなものを見かけることになりました。
あと、沖縄と香川が単独でブースを出し、来場者を引きつけました。特に沖縄は「ちむどんどん」で注目を集めていた時期(ドラマに対する厳しい評価はありますが…)でもあったので、個人的に注目していましたが、改めて自分が沖縄のことを知らないんだなぁ…ということも実感しました。
開運茨城
茨城は、宣伝大使に台湾生まれ茨城育ちの渡辺直美さんを起用し、台北市内3地区に大々的に広告を出し、観光のPRを行いました。
中でも効果絶大だったのが西門町の広告ジャック。種類も数も徹底的に攻めた格好になりました。
ただ…
西門町は1年前の感染拡大期に一番影響を受けた地域だったこともあってか、シャッターが降り、借主募集中の張り紙があるところも目立ちました。その広告を見ていると、「街に活気を取り戻したい!」という強い意志を感じさせるものでした。
北投魔法節
納涼祭の後、すぐ開催されたのが北投魔法節。北投公園、旧新北投駅駅舎、七星公園で遊び心満載の企画を9月4日まで開催していました。納涼祭よりも飲食物を販売する屋台が充実していたのが特徴で、陽が沈んで涼しくなった時には、それを目当てに集まる人が多数出てきました。
これも、過去2年できなかったことで、少しでも「温泉街・北投を盛り上げたい!」という気持ちが出ていたように思います。