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野球殿堂博物館の中国語(繁体字)版館内ガイド作成に携わりました -その2-

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作業と部の存続

翻訳作業を進めると同時に、私もサポートしようと思い、毎週金曜日午後に設けられているクラブ活動の時間に訪問しました。

クラブ活動時に翻訳作業を行うと思っていたので訪問していたのですが、河川敷のグラウンドでの実技練習、こちらのfacebookのサイトを管理している方の一人を講師として招き、MLBの中継で用いられる英語を学ぶ活動を行い、翻訳作業を行う様子はありませんでした。

ただ、クラブ活動に顔を出していると、いろいろな話が聞けました。

その中で一番気になったのは「(当時)1年生の部員が引き継ぐ意志はなく、部を引き継いでくれる後輩を探している」という言葉。翻訳作業も進めながら、部を引き継ぐ後輩を探すという2つのことを同時に進めていることに気づかず、少し申し訳ないように思いました。ただ、それでも「やります」と力強く返答してくれたので、しばらく様子を見守ることにしました。

進行が見えない作業と新学期の準備

台湾の学校の学年度末は6月。

部を引き継ぐ後輩を探す作業は、私が翻訳作業を依頼する前から行っていましたが、なかなか集まらず、難航していました。作業を本格的に始めた5月は、学年度末が見えてくる段階になるので、後輩部員が集まらない焦りが見え始めてきました。

そうすると、翻訳作業に専念できる状況にはなれず、作業が停滞していきました。

6月に入ると、学年末のテスト、日本で言うところの修学旅行(台湾では『畢業旅行』と呼んでいます)などの準備があるので、クラブ活動も第2週で終わり。そこからは、生徒たち自身が多忙になることが見えているので、学校を訪問することも連絡を取ることもありませんでした。

新入生の一斉申し込みにて

台北市立第一女子高級中學(北一女)の新入生の夏休みの宿題

台湾は、7月上旬に5月に行った学力考査と志望校を順番に書き込んだ志願書、中学時代の成績表など資料をもとに、進学先の高校が決まります。それ以外にも、各校で定めたスポーツなどの特別選抜の試験もありますが、そうして合格した新入生の一斉申し込みは、7月上旬に設けられています。

北一女の場合、その日はクラブ活動の勧誘も熱心に行います。
申し込み会場前の通路の両側には各クラブ活動の生徒たちが、「(未来の)後輩の皆さん、〇〇社(『社』はクラブのことです)をよろしくお願いします!」と声を張り上げ、勧誘用のチラシを配っています。

私は、この2年前も北一女の新入生の一斉申し込みの様子を見に来ていて、そこで棒球社のチラシを受け取りました。それがきっかけで、活動の様子を見に行き、この翻訳活動につながっていきました。この時も、後輩の部員が集まって、初めてチラシを受け取った時同様、「棒球社をよろしくお願いします!」と声を張り上げている姿が見られるのかな、と思ったのですが…

つづく

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