台湾当局は、表向き配慮して余計なことを言わないようにしているが、(日本の感染対応への)評価は芳しくない」
台湾当局の日本への対処は、↓の通りです。
- 2月14日 日本にWatch - Level1とし、注意喚起
- 2月22日 日本と韓国をAlert - Level 2に引き上げる
- 3月17日 日本をはじめアジア、ヨーロッパの20ヶ国、アメリカのワシントン州、カリフォルニア州、ニューヨーク州をWarning - Level3へ引き上げを発表
- 3月19日 全世界をWarning - Level3に引き上げる
- 3月19日〜 外国人の入境を居留証所持者、外交などの公務員、その他許可を得た者に限り、ビザなしの入境を原則禁止する
- 3月24日〜 外国人のトランジット禁止(4月2日に『4月30日まで延長』を発表、その後状況を見て柔軟に判断すると変更)
以下、見ていきましょう。
目次
2月14日 日本にWatch - Level1とし、注意喚起
リンク先の衛生福利部疾病管制署の文章には、「日本は、このところ立て続けに感染源不明の症例が発生し、隠れた集団感染が起きていると見られる(筆者直訳)」と書かれ、日本をWatch - Level1にして注意を促した理由にしています。
日本では、同じ日に首相官邸で第9回新型コロナウイルス感染症対策本部が開催されていました。
また、新型コロナウイルス感染症対策本部の下、新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の開催も決定されました。
厚生労働省の更新情報のHPを見てみると、2月14日の情報は、この日の感染確認に関するもので、それ以前の情報がなく、台湾側の判断が適切か否かが分かりにくいです。台湾側の判断が間違っているのであれば、それに相応しい情報を上げ、反論していただけると分かりやすいです。
2月22日 日本と韓国をAlert - Level 2に引き上げる
リンク先の衛生福利部疾病管制署の文章には、「日本では、すでに110例の感染確認が報告され、14都道府県に分散されている。そのうち7割が当地、もしくは当地でない感染で、多くが感染源不明であある。数値から、市中か病院での集団感染も予想され、防疫政策も『防いでいる』というより『感染を減らす』形になっていると見られる(筆者直訳)」と記されています。
同じ日、日本の厚生労働省のHP(2月22日12:00時点)には、「105人」と出ています。誤差5人が気になるところですが、その翌日以降の掲載内容を見ている限り、見解に対して適切な反論可能な内容のものがないように見えますが、いかがですか?