トロント大学St. Georgeキャンパスへ.
この日は、まずダウンタウンにあるトロント大学のSt. Georgeキャンパスへ行ってきました。
前日、このキャンパスからミシサガキャンパスへ向かった際、敷地が大きすぎて、半分迷子になっただけでなく、どこをどう回っていいか分からないので、ノナ・マクドナルド・ビジターズセンター(Nona Macdonald Visitors Centre)を見つけ、キャンパスツアーについて聞いたら、「当日受付も可能」、「外部の人も参加可能」ということで、行くことにしました。
ノナ・マクドナルド・ビジターズセンターは、上の写真のドーム型になっているコンベンション・ホール(Convention Hall)のさらに右に行ったところにあります。看板も出ているので、分かりやすいと思います。ノナ・マクドナルド・ビジターズセンターは、新入生の募集など創刊する業務を行っているところで、大学に関する資料も豊富に揃っています。
ちなみに、ツアーは平日の11:00、14:00、土曜日は11:00に設けられていて、開始10分くらい前にノナ・マクドナルド・ビジターズセンターの入口前に集合です。
現役のトロント大学の学生さん2名(私の時は日本人の方もいました)がキャンパスを案内してくださいました。
トロント大学は1827年創立の大学で、その当時からとみられる歴史的建造物がそのまま残っているのが魅力。今も使用されていて、そこを学生ガイドさんたちが丁寧に案内してくださいました。
見学しているところには映画「ハリーポッター」で見たような光景のところも多数あり、進学を考えている親子だけでなく、歴史や歴史的建築に興味がある方は、参加する価値が十分あると思いました。「自分で歩いて、撮影してみたい!」とか、「冬の雪景色と歴史的建造物を構図を撮影してみたい」という方には、本当におすすめしたいところです。
このツアーのハイライト(私自身、そう思っています)は…
上の写真のトーマス・フィッシャー・レア・ブックライブラリー(Thomas Fisher Rare Book Library)。吹き抜けの空間と壁の本棚に古書が360度きれいに棚に並べられている光景が壮観というか、「壮観」という言葉自体安っぽく感じるくらいの施設に、目を奪われ、圧倒されました。
すごいと思ったのは、とにかく古書がこれでもか、というくらい、並べられ、保管されているところ。それだけ歴史があり、過去の智に敬意をしっかり払っている印象を受けました。
古書の中でも、価値があるものは、上の写真のような感じで展示されていて、「智の継承」を本当に重視している気がしました。歴史に興味がある人には、本当にたまらないところだと思いますが、ツアーに参加してないと、中に入れないと思われるので、その辺りの注意も必要です。
キャンパスツアーは所要時間約2時間30分。全部徒歩で移動のツアーですが、北海道大学の札幌キャンパス級の広さを徒歩で凝縮してまわる感じだと思われますので、体力勝負になると思います。
【参考】
*注:現在は事情が違うと思われるので、こちらで確認するといいかもしれません。