決意表明後も続く来賓の応援演説
吳思瑤立法委員の演説後、登壇したのは…
民進党の卓榮泰首席。応援演説だけでなく、応援旗の授与も行われました。
ここで卓主席も、「國民党に『吳斯懷』*というのがいますが、『吳斯懷』*ではなく、『吳思瑤』*ですから、みなさまよろしくお願いします!」と強調していました。その前に来ていた賴清德氏が、名前を間違えて発言したのが影響しているのですが、これもしばらく引きずります。
*発音は前の2字がほぼ同じ、最後の1字だけ違うため、「あ〜、紛らわしい!」と不快感を見せています。前回の書き込み参照。
その後に続いたのは…
桃園市の鄭文燦市長。2014年の市長選挙に当選後、2018年の選挙も再選され、現在2期目。これまでも地方自治体の首長の施政満足度調査(2021年版)で高い評価を受けているだけでなく、2022年に任期満了による退任が決まっているため、次のステップでどのような身の振り方をするか今後注目を集めそうな方です。
語り口調は穏やかですが、応援演説の内容はしっかりしていて、吳思瑤立法委員の過去4年間の成果や地域への貢献を丁寧に語っていました。
演説終了時には、吳思瑤立法委員から編集に携わった書籍が贈られ、華を添えました。
その後、登場したのは…
若手の弁護士たちが勢いよく登壇しました。弁護士が羽織っている襟ぐりと袖口の白いは法服で、裁判所では必ずこれを着ています。*
吳思瑤立法委員の事務所は、月〜金の午後に無料の法律相談を実施していますが、その時に事務所に顔を出している弁護士の方もいました。
*弁護士は白、検察官は紫、公設弁護人は緑、書記官は黒と決まっています。
元気あふれる若手の弁護士たちをバックに、応援演説に登壇したのは…
陳建仁副総統でした。
元々公衆衛生学の研究者で、中央研究院の副院長だった方らしく、落ち着いた語り口調で応援演説を行いました。
それにしても…
多くの若手弁護士をバックに演説する気持ちは、どんな感じだったでしょうか。
最後は、司会の方の号令で用意されたパネルに陳建仁副総統と吳思瑤立法委員が手を載せ、スモークとテープが噴射され、前回紹介したシュプレヒコールで決起集会が終わりました。
最後の援護もバッチリ決まったようでした。