バスケットボールコートに多くの人が…
過去に紹介した決起集会から1週間後の12月8日。
こちらとこちらにある淡水地区の決起集会の情報を偶然見つけました。以前紹介した呂孫綾立法委員のです。
会場は、MRT淡水駅からバスで10分くらいのところにある水碓籃球場。街中にある小規模の公園のような感じで、気軽にバスケットボールを楽しんでもらえるように設けられているバスケットボールコートです。今は、新北市政府と淡水區役所の地方自治体がスポーツ用品メーカーのWilsonと提携し、「Wilson 水碓籃球場」として開放しています。
開始時間は18:30と夜暗くなってからなので、どんな集会になるのか、気になったので、足を運ぶことにしました。
会場に比較的早めに着いたら、来ている人は少なく、座席も自由に選べる感じでした。そのため、少し遅れ気味に開始されましたが、その時は、舞台の両脇に設けられた大画面で、立法院での活動の様子、選挙区である淡水區での活動の様子が映像で流れていました。
しばらく経つと…
このような感じで来場者で私の周りの席も埋まり、盛り上がりを見せました。
ほどなく、前回紹介した台北市議会の簡舒培議員、王閔生議員が進行役として登壇し、場の雰囲気を聞き慣れたシュプレヒコールで作り、来賓を紹介してから、呂孫綾立法委員の選挙区での活動の様子を収録した動画が流されました。それが終わってからは、民進党の現職立法委員、地区選出の新北市市議会議員らの応援演説となりました。
こちらの応援演説の特徴として、必ず場の雰囲気を作るBGMやSEが用意されていて、話の内容に合わせてそれに合うように流していますが、どうやって選んでいるのだろうかといつも思います。
その後、地元淡水出身の歌手・陳怡婷さんが登壇し、歌を披露しました。こちらとこちらを見ると「音樂晚會」とあるので納得は納得ですが、選挙の雰囲気がコンサートの場に変わったような不思議な雰囲気になりました。
歌の披露の後は、新竹市の林智堅市長、民進党の羅文嘉秘書長らが応援演説を行いました。民進党の集会に共通しているのは、演説に「台語」が混じること。この時は、何を言っているかさっぱり分からず、周囲の雰囲気で判断しないといけなくなってくるので、可能な限り避けてもらえないかなぁ…とは思うところでもあります。
その後…
呂孫綾立法委員ご本人が登壇し、演説を行いました。
演説中、地元淡水の事情を話し、そのために過去行ってきたこと、これから行っていきたいことを話していましたが、2012年の選挙時の蔡英文総統と同じような感じで、力強さがなく、流れるような感じで話していて、人を引きつけられていない印象を受けました。
その後、陳建仁副総統が登場。
応援演説を行ないましたが、「台語」が混じっているため、周りの反応を見ながら判断をせざるを得ず、非常に厳しい時間帯でした。
演説終了後は、シュプレヒコールによる雰囲気作りの時間が入り、最後に登場したのは…