真打ち登場
陳建仁副総裁が登壇しました。 pic.twitter.com/X7XFfqlPPw
— 髙原成龍 (@seiryutakahara) January 5, 2020
蘇貞昌院長の後は、陳建仁副総統が登壇。少しずつ「真打ち登場」という雰囲気が漂い始めます。
陳建仁副総統は、任期満了と同時に退任が決まっているためか、比較的早めの登壇となりました。
陳副総統も、台湾語の比率が高く、演説内容が分からないことがありました。
その後、登壇したのが…
賴清德氏が登壇しました。
いよいよでしょうか。 pic.twitter.com/992xg9a7lh
— 髙原成龍 (@seiryutakahara) January 5, 2020
副総統候補の賴清德氏。声援も大きくなり、少しずつ「あのお方」の登場へ向け、空気が変わり始めます。
肝心の演説は、相変わらず台湾語中心で、内容が全然分からないことが多く、若い人たちの中には「あの人、何言っているの?」と思っている人も多かったように感じます。
賴清德氏も人をひきつけるスピーチ力がある印象があり、未来の発展が見込める方である印象を受けました。
最後は、やっぱり…
蔡英文総統が登壇しました。 pic.twitter.com/gzPbRXMY4G
— 髙原成龍 (@seiryutakahara) January 5, 2020
蔡英文総統でした。候補者、支援者も全員登壇し、蔡総統を後押ししました。
蔡総統も台湾語の比率が高かったように感じました。土地柄、来場者の年代を考えたら仕方がないのかもしれませんが、私はずっとちんぷんかんぷんでした。
周りの様子、雰囲気、あらかたの発音で「あぁ、たぶんこういうことを話しているんだろうなぁ」と推測していましたが、民進党の選挙活動では不可欠になっている感があるので、少しずつ覚えていかないと…と感じています。
蔡総統の演説の様子を見ていて、2012年に初めて見た時とは比べ物にならないくらいうまくなっている印象を受けました。2012年時は、林飛帆副秘書長と比べるのも失礼なくらい演説が下手な印象があり、大学の授業で居眠りしている学生が多い先生のスピーチのようでした。それが台湾語も中国語も巧みに使い分け、抑揚もしっかり効かせ、印象に残るよう話していたのは、今でも印象に残っています。
最後に自分、各候補者、民進党へ投票を呼びかけ、演説をシメました。
演説終了後は、最後に一礼し、シュプレヒコールが起こる中で終了となりました。
投票日が1週間を切っていることもあり、シュプレヒコールの気合の入り方も違ったものになりました。
蔡英文総統は、一礼後もしばらく壇上に残り、来場者に手を振っていました。その時の写真は、別のところで出していますので、お探しいただければ幸いです。
【参考】