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台湾で見た公園図書館  その1

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余談

寄贈された書籍に貼られるシール

寄贈された書籍に貼られるシール

この公園図書館の企画の発案者は吳思瑤立法委員で、本の収集などの準備に携わったのは吳思瑤事務所の方ですが、その呼びかけに応じ、公園整備と施設を作る費用は、全て地域の人たちと企業によって賄われています。また、公園図書館に置かれた本も地域の人たちから寄贈されたものです。

寄贈する書籍には、上の写真のシールが貼られ、名前もメッセージも残せるようになっているのが特徴です。

「雨が降ったらどうするんだ!」という声も聞かれたそうですが、「新しい文化」を地域の住民と一緒に作り上げることに挑戦する姿勢を打ち出せたのが、大きな収穫だったように思いました。

この公園図書館の企画は、日本からヒントを得たそうですが、同様の企画は検索しても見つかりませんでした。見つけたのは、公園に本棚を置く、というものでしたが、公園の施設に合わせて建築士がデザインした本棚、読書空間を作る、というのはなかったように思います(もし、あったら教えてください)。

もう一つ、忘れていけないのは、時期的に2020年1月の選挙が視野に入っている時期に入っていること。この活動には、吳思瑤立法委員の再選を目指す選挙活動も含まれているのですが、それも含めた活動報告は次回、ということで。

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