【特集記事】
HBLだけが学生スポーツじゃない! 3、4月の週末に行われた学生スポーツ決勝に密着!https://t.co/XXeoC3elY7
国際色豊かな大学サッカーに、春高バレーに負けないくらいのアツさの高校バレー……台湾の学生スポーツ文化にどっぷり浸かってみました! pic.twitter.com/zE77ZA8Wnz— 台湾旅行情報ガイド「台北ナビ」 (@taipeinavi) 2019年5月29日
前回に続き、紹介記事のことについて書き込んでいきます。
目次
男女とも國立台湾師範大學の独壇場の大学バレーUVL
大学バレーのUVLは2015年に1度取材に訪れたことがありますが、この時から、男女とも台湾師範大學が反則級の強さを見せ、連覇、連勝を重ねてきました。
しかし、昨年観戦した時は女子で台湾師範大学の連覇が止まり、正修科技大學が初優勝を果たしました。その正修科技大學がなぜかエントリーしなかったことが影響してか、また、台湾師範大學が優勝を果たしました。
男子は、台湾師範大學が相変わらずの安定感で12連覇を達成しました。
これは高校バレーのHVLにも共通していることですが、男女で飛んでくるボールの威力が大きく変わります。試合前練習で、スパイクの練習時に客席に流れ弾が来ることがありますが、それをキャッチする際に手にくる衝撃は男子の方が強く、「あ、痛たた…」となることが多く、弾くこともあります。
コート近くで撮影していると、ボールが飛んでくることもあり、気をつけないといけないのですが、ボールに集中していると撮影が疎かになり、撮影に集中していると流れ弾に気づかないこともあり…
もう一つ、バレーボールは撮影が難しく、コートの近くにいるからといって狙った写真が撮れるわけでなく、上の階から狙ってもスピードについていけないこともあり、何百枚とボツ&削除しています。
留学生が主力? の大学サッカーUFL
大学サッカーは2014年と2016年に取材に訪れましたが、2016年の時から気になっていたのが外国人留学生の多さ。今年、3年ぶりに訪れましたが、その比率はますます上がり、日本人選手がプレーしている姿も見かけました。
今回、一番驚いたのは3位に入った南華大學。
選手全員ブラジル人で、台湾人選手が一人もいませんでした。私も広報活動を行っている大学生の記者たちをつかまえ、思わず、
ねぇ、あそこ(南華大學)の選手、台湾人?
と聞いてしまいました。
正直、
これ、台湾の大会でしょ? 何で台湾人がいないチームがエントリーできるの?
と思いましたが、「勝利至上主義」もここまで徹底すればかえって気持ちがいいくらいに見えました。
日本代表候補恐るべし! HVL30周年記念国際招待試合
4月下旬に行われたHVL30周年の国際招待試合で、ひときわ目を引いたのは、女子の金蘭会高校と男子の鎮西高校でした。
この両チームは、春高バレーを見ている方々にはおなじみのチームですが、台湾ではため息が出るくらいの強さを見せつけていきました。どちらも、台湾で3連覇(女子の台中市立東山高級中學)と6連覇(男子の台中市立豐原商業高級中學)のチームを圧倒して、台湾を後にしました。
中でも、私が一番印象に残っているのが、金蘭会高校の宮部愛芽世(みやべ・あめぜ)選手。誰よりも高く飛び、誰よりも力強いスパイクとサーブを打ち、対戦相手の東山高中を翻弄しました。その躍動する宮部選手の姿が目に留まり、彼女ばかり撮影していた感じになりました。
後で調べてみたら、その前に行われた日本代表候補の合宿に参加していて、中田久美監督から直接指導を受けたそうで、びっくりしました。それと同時に、
こういう選手が日本代表に入るんだなぁ
と思いながら写真の整理を行っていました。
以上、取材に訪れた学生スポーツの決勝の様子を紹介しました。
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